【厳選】ベトナム滞在に必要なもの4つ【通信・決済・移動手段・生活必需品】

ベトナム現地生活情報

今回は、ベトナム渡航に必要なもの、というテーマで解説します。

ベトナムへの旅行や転職の際、何を準備すれば良いか悩みますよね。
なるべく多くの物を持っていきたいけど、時間やスーツケースの容量が限られるので、無駄な準備はしたくないという人も多いかと思います。

そこで本記事では、ベトナム旅行や転職を控えた人の以下の疑問に答える内容にします。

  • 「ベトナムに行ったことがないので、何を準備してよいか分からない。」
  • 「ベトナムならではの持っていったほうが良いものを知りたい。」
  • 「ベトナム旅行直前まで仕事で時間がない。ただこれは日本でやっておくべき、ということを知っておきたい。」
  • 「在住者の実体験から、日本から持参して役立った物を教えて欲しい。」

この記事で解説する内容を実践すれば、ベトナム現地に着いてからも慌てる心配なく、スムーズに行動できるようになるでしょう。
転職を検討する人にも、現地に着いてからの生活がスムーズになるという点でオススメの方法です。

在住者が勧める準備4つ

筆者はベトナムに在住し、就職と転職を経験しました。
そんな私が、旅行と転職を控える人に勧める「これだけは」という準備は、
通信手段」「決済手段」「移動手段」「生活必需品」の4つです。
順番に解説していきます。

通信手段

1つ目は通信手段です。
主に日本で準備をするか、ベトナムに着いてから準備をするかに分かれます。

日本で準備をする場合

通信手段を日本で準備をする場合、Wifi端末をレンタルするか、ベトナムで使えるSimカードを購入するかの2つです。

日本でWifi端末をレンタルする

日本でWifi端末をレンタルする場合、以下の方法が考えられるでしょう。

  • ECサイトで注文し、自宅に届けてもらう
  • 渡航当日に空港でレンタルする

注意点として、1つ目の「ECサイトで注文し、自宅に届けてもらう」の場合、配送は渡航前日までに済ませなければならないことです。

よって、時間に余裕のある人は自宅への郵送が良いでしょう。
返却時もポストに投函するだけなので手間が掛かりません。

前日までに自宅での受け取りが難しい人は、2つ目の「渡航当日に空港でレンタルする」が良いでしょう。
申込みは事前に済ませておき、当日空港で受け取る流れです。

ただし、費用は1つ目の「ECサイトで注文し、自宅に届けてもらう」より、概して割高となります。

日本でベトナムのSimカードを購入する

通信手段を日本で準備する場合の方法2つ目は、日本でベトナムのSimカードを購入することです。
ECサイトで事前に注文することで、ベトナム渡航前にベトナムのSimカードを入手できます。

注意点は、以下の3つです。

  • 渡航前日までに受け取る必要があること。
  • Simフリーのスマートフォンを用意する必要があること。
  • 同時接続の機器数が限られる(スマートフォンに寄る。通常テザリング機能を合わせて最大2機)

渡航前に受け取る時間があり、Simフリーのスマートフォンがあれば、オススメの方法でしょう。
Wifiに比べて荷物を削減できる点もメリットです。

最近は物理的なSimカードではなくeSIMを提供する業者も増えてきました。
eSIMの場合、当日申込可能なサービスもあります。
郵送の時間を省きたい人にもピッタリの方法です。

ベトナムで準備をする場合

次は、通信手段をベトナムで準備をする方法を解説します。

方法は以下の2つです。

  • SIMカードを空港で購入する
  • SIMカードを街の通信会社ショップで入手する

順番に解説します。

SIMカードを空港で購入する

通信手段をベトナムで準備する方法の1つ目は、SIMカードを空港で購入する方法です。
ベトナムの3大都市であるホーチミン、ハノイ、ダナンの空港では、預け入れ荷物を受け取った後の出口付近に、SIMカードの販売場所があります。
いくつものカウンターが、様々なバリエーションのSIMカードを用意しています。
価格は、主に以下の要素によって異なります。

  • 通信会社
  • 有効日数
  • データ容量
  • 電話番号の有り無し

筆者の個人的にオススメの通信会社はViettel(ベトテル)です。
ベトナム国防省が運営する国有企業ということもあり、他の通信会社よりも、中心部と山間部を問わず、電波が繋がりやすいからです。

電話番号の有り無しについては、無くても十分活動できます。
後で述べる、タクシーアプリへの登録をされたい人は、電話番号付きを選ぶと良いでしょう。

SIMカードを街の通信会社ショップで入手する

通信手段をベトナムで準備する方法の2つ目は、SIMカードを街の通信会社ショップで入手することです。

この方法は、ベトナム語での会話とご自身でのSMS操作が求められるため、難易度が高めです。
ただ、費用が安く済み、継続使用できるSIMカードが手に入るため、今後もベトナム渡航のある人や在住者にオススメです。

必要なものと手順は以下のとおりです。
◎必要なもの

  • パスポート
  • 現金(200,000VND程度)

◎手順

  • 通信会社を選ぶ
  • 選んだ通信会社の店舗を探す
  • 店舗に訪問する
  • 入り口の警備員にSIMカード作成の旨を伝える
  • 整理番号券を受け取り、自分の順番が来るまで待つ
  • 自分の順番が来たら、窓口の人の案内に沿って申し込む

以下の項目に当てはまる人にオススメです。

  • とにかく費用を安く済ませたい
  • ベトナム到着後に時間に余裕がある
  • 今後も続けて使い続けられるSIMカードが欲しい
  • 他の人に頼らず自分でSIMカードを管理したい

詳細は別な記事で解説します。

以上が通信手段についての紹介でした。
続いて、決済手段について説明していきます。

決済手段

続いては決済手段についてです。

海外旅行や転職では、現金、クレジットカードの準備は、誰もが思い浮かべるでしょう。
今回はベトナムならではの、用意すると現地決済が便利になる手段を紹介します。
それが、決済アプリです。

決済アプリ

ベトナム旅行と転職の際は、決済アプリの利用がオススメです。

ベトナムでは都市部を中心にアプリでの決済が普及しています。
全体で見れば現金・クレジット決済が主流ではあるものの、現金利用を断るお店も登場し始めています。

非現金決済について、日本と異なる点として、多くのユーザーが銀行がリリースしているアプリを使用している点ですが、ベトナムの銀行口座の保有が条件です。
今回は、ベトナムの銀行口座無しでも利用できる決済アプリを1つ紹介します。

決済アプリ:MOMO

MOMOは、M Serviceというベトナム地場の企業が運営する決済アプリです。
国内11銀行と戦略的パートナーシップを結び、カフェやスーパーなど様々な場所で利用できることが特徴です。

ベトナム国内の実店舗にて、現金によって入金が可能なため、旅行者でも利用可能です。
アプリは英語版に切り替えられること、少額利用であれば身分証明書の登録が不要であることもメリットです。

利用の手順は以下のとおりです。

  • ベトナムの電話番号に紐づいたSIMカードを用意する
  • MOMOをダウンロードする
  • 電話番号で登録する
  • 付近の入金可能な店舗を探す
  • 現金を渡しMOMOに入金する
  • MOMO対応の店舗で利用する。

決済アプリを利用することで、会計の際に大量の現金を数えなくとも、スムーズに支払いができるようになるでしょう。

以上が決済手段についての解説でした。
続いて、移動手段について説明します。

移動手段

ベトナム旅行と転職を控える人に勧める「これだけは」という準備の3つ目は、移動手段です。

ベトナム国内でもアプリでタクシーを呼ぶことは主流となっています。
10以上存在するタクシーアプリの中でも、在住者である筆者が実際に利用し、便利だと感じたアプリは以下の4つです。

  • Grab
  • Be
  • Gojek
  • XanhSM

どのアプリも、タクシーを呼ぶ際の支払い方法を「Cash(現金)」と指定することができ、旅行者でも利用可能です。

注意点としては、ベトナムの携帯電話番号の登録が求められることです。
よって、タクシーアプリを使いたい人は、SIMカード入手の際、電話番号付きを選ぶと良いでしょう。

電話番号付きのSIMカードの買い方は、本記事の1つ目の項目「通信手段」で解説しています。

以上が移動手段についての解説でした。
最後に、生活必需品について説明します。

生活必需品

最後に生活必需品についてです。

ベトナムの主要都市であれば、日系や韓国系スーパーが多々存在しているので、最低限必要な生活用品は質の良いものが入手可能です。

今回は、現地で入手が少し困難なものを中心に、実際に持参して良かったものを解説いたします。

空気清浄機、除湿機、湿度温度計

ベトナムは、世界の大気汚染ランキングの上位常連国です。
それは室内にも少なからず影響があります。
しかし、ベトナムでは空気清浄機が主流ではないため日本からの持参をオススメします。

また、北部のハノイでは湿気に悩まされる時期が長く、除湿機がないと服がカビてしまう住宅も少なくありません。
マンションの管理会社に確認し、必要があれば除湿機も持参すると良いでしょう。

変圧器

ベトナムは日本と電圧が異なります。
日本の電圧が110Vであるのに対し、ベトナムの電圧は220Vが一般的です。そのためドライヤー、空気清浄機や除湿機、ホットプレートなど日本の家電を使用したい場合は変圧器が必須となります。また、コンセントもAタイプとCタイプの複合型となるため、変換プラグの用意もあると安心です。

基礎化粧品

日本人は他国の人と比べると比較的に肌が弱いと言われています。

ベトナムはハイブランドの製品は比較的に入手しやすいですが、気になる方は、基礎化粧品はご自身のお肌に合う日本製品を持参しましょう。

趣味にまつわるこだわり品

本項目は人それぞれ異なると思います。
しかし総じて、日本クオリティのものは手に入らないことが多いです。

ゲーム機、漫画、DIY道具、カメラ、お料理器具、などなど…
趣味にまつわるこだわりの一品はぜひ日本で入手しておいてください。

まとめ:通信・決済・移動・生活品を準備し快適なベトナム滞在を。


今回は、ベトナム旅行や転職を控えた人向けに、ベトナムで必要なものというテーマで解説してきました。
これらの準備を通しておけば、まず初めに戸惑うことは少ないはずです。ベトナムでの滞在をぜひ快適な時間にしてみて下さい。

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