ベトナム転職FAQコーナー(よくある質問)

ベトナムでの就職や転職活動、生活についてよく受ける質問と対する回答をQ&A形式で一覧にまとめました。
※これからベトナム渡航・就職される方の参考となれば幸いです。

①ベトナムの基本情報(どんな国?働く魅力は?)

Q
海外での就労経験はないですが、大丈夫?
A

はい、海外での就労経験が無い方でもベトナムで働きはじめることができます。実際に初めての海外就職でベトナムを選ぶ日本人も多くいます。

 

Q
ベトナムはどんな国?ハノイ・ホーチミン・ダナンの違いを教えて
A

ベトナムは急速な経済成長を遂げた国で、若く活力に溢れています。2023年に人口1億人を突破。宗教は80%が仏教徒。南北に長く、南部は常夏なのに対し、北部は四季がはっきりしています。3大都市のハノイ(北部)、ホーチミン(南部)、ダナン(中部)はそれぞれ異なる文化と環境を持っています。 ※詳しくはこちらの記事(ハノイ・ダナン・ホーチミンの違いを現地在住者が解説)で解説しています​​

 

Q
ハノイ・ホーチミンの地域別業種の違いを具体的に教えて
A

ハノイ…自動車・バイクなどの日系の大手製造企業、ベトナム国営企業も含めて大企業が多い。ホーチミン…中堅中小規模の企業が点在。ベトナム経済の中心地でもあり、消費者向けマーケットの中心として注目を集めています。小売り、その中でも百貨店では高島屋、セブンイレブン、ファミリーマートなどコンビニ、ユニクロ、無印良品、マツモトキヨシが出店して成功してます。

 

Q
ベトナムではどのような職種や業種のお仕事が多い?
A

製造業やIT、建設、サービス業を中心に、現地責任者、営業、技術職、事務、総務・経理・秘書など、あらゆる職種、業種の仕事があります。製造業…工場長、生産管理、品質保証/管理系建設業…建築/設備施工管理、意匠設計、積算、現場監督IT業…PM/ブリッジSE、システムエンジニア、IT営業サービス業…ホテル支配人、営業、飲食店マネージャー、美容師教育事業…日本語教師、保育/幼稚園教諭、小学校教諭、塾講師※上記は一例です。詳しくはベトスカウト「求人検索」ページにてご確認ください。

 

Q
ベトナムの経済成長について教えて
A

ベトナムの1人当たりGDPは最近34年で43倍(2023年8月vietjoニュース)に成長しており、ASEAN最大の経済成長率です。それでも1人当たりGDPは日本の未だ9分の1程度の水準であり、更なる成長が見込めます。経済成長の背景にはベトナムの急速な工業化と海外からの投資があります。不動産、サービス業、および輸出指向産業が経済を牽引しています。2023年に入り、ホーチミンを中心に不動産価格は下落し始めていますが、長期的には今後も右肩上がりの成長が見込めるでしょう。

 

Q
ベトナムでの日系企業数の推移について教えて
A

2021年時点で、ベトナムに進出している日系企業は2000社弱と言われています。これには製造業、サービス業、小売業などさまざまな業界が含まれています。今後もベトナムへの日本企業の進出が続くと予想されています。

 

Q
ベトナムには日本人がどの位の数、住んでいるの?
A

外務省「海外在留邦人数調査統計」では、2022年10月現在で、ベトナムの在留邦人(長期滞在者)は2万1,819人と発表されています。11年前の2012年では在留邦人は9,233人と発表されていますから、年々増加傾向にあります。旅行者や出張者などはこの数に含まれていません。

 

Q
ベトナムに投資している国として日本の位置づけを教えて
A

ベトナムへの投資額として、日本はシンガポール、韓国に次ぐ世界第3位となっております。第2位の韓国は日本の2倍程の投資額を誇っているうえ、ベトナムに進出している企業数に関しては日本の4倍の約8000社(日本は2000社弱)に上ります。

 

Q
ベトナムは親日国?
A

親日です。背景には日本とベトナムの歴史的な友好関係があります。日本はベトナム戦争後、ベトナムの経済復興と発展に協力し、ODA(政府開発援助)などの支援を提供しました。

 

Q
ベトナムの通貨は何?
A

ベトナムではベトナムドン(VND)が通貨です。ざっくり計算すると、10,000ドンは約60円に相当します。ベトナムドンの「00」を取り、0.6を乗ずると日本円に換算できます。例えば、40,000ドンのブンチャー(豚肉と米粉面)は約240円です。

 

Q
ベトナムの公用語は?英語は通じる?
A

ベトナムの公用語はベトナム語です。したがって英語はホテル、レストラン、商業施設などでは通じますが、タクシーやローカルの飲食店などではほとんど通じません。日本人とベトナム人が一緒に働いている会社では社内公用語は英語というのもよく耳にします。ベトナムへ進出している外資企業も年々増えていますので、今後、英語を重視する企業はますます増えるでしょう。

 

Q
ベトナム語学習は必要?
A

ベトナム語学習はしておいて損はありません。ほとんどの企業は英語を使用してコミュニケーションを取りますが、ベトナム人からすると公用語はベトナム語になります。ベトナム語の学習は難しいという意見もありますが、簡単な単語を覚えるだけでもとても便利です。※言語学習の詳しい情報については、こちらの記事(独学でベトナム語を習得する10ステップ)で解説しています​​

 

Q
ベトナムで働く魅力について教えて
A

ベトナムは平均年齢が31歳と若く、労働人口も多く、今後も暫く経済成長が期待できる国です。企業も成長するにつれ、ポジションが空き出世の機会も多く、責任の大きな仕事を行う裁量権も与えられやすいです。総じて日本人が活躍するチャンスは多い環境といえるでしょう。

 

Q
ベトナムでの日本人の採用需要ってどうなの?傾向を教えて
A

コロナ明け2022年4月以降、日本人の採用需要も順調に増加しています。新規進出に伴う現地責任者候補の案件もあれば、駐在員の帰任に伴う補充要員としての日本人を現地採用したい企業の需要もあります。他、専門知識を求められる技術職やITエンジニアやPM人材などは依然高い需要があります。

 

Q
ベトナム現地での給与や待遇は?現地で働く日本人の給与相場について知りたい
A

現地採用で働く場合、日本時代の給与と比較して70~80%程度となる方が多いですが、職種や業種によって異なります。専門性の高い技術職になると、日本人の技術や経験が高く評価される傾向があり、比較的良好な待遇を受けることができます。

※以下、現地採用の場合の給与目安です。
・営業スタッフ(未経験):Gross1,500~2,000USD
・営業スタッフ(経験者):Gross2,000~4,000 USD
・営業マネージャー:Gross 2,500~5,000 USD
・事務、バックオフィス(総務、経理など):Gross 1,800~3,000 USD
・IT関連:Gross 2,500~7,000 USD(エンジニア、PMなど)
・製造関連:Gross 3,000~7,000 USD(工場長クラスになるとより高待遇の場合も有り)
・建設関連:Gross 3,000~8,000 USD(本社採用の場合は更なる待遇も有り)※現地責任者、現地法人代表の案件:Gross 3,500~15,000USD

Q
ベトナムの祝日はどのくらいあるの?
A

年間で11日〜13日程度の祝日があります。旧正月やメーデーの長期連休の日数は変動的で、毎年日にちが変更されます。※祝日の詳しい情報については、こちらの記事(2024年最新:ベトナムの祝日と休日一覧)で解説しています​​

②ベトナム転職活動ノウハウ(転職しやすい時期・方法は?)

Q
人材紹介会社を利用するメリットは?
A

人材紹介会社は業界や転職市場に詳しく、あなたのキャリアプランに合った求人情報を提案してくれたりします。採用企業とあなた両方の気持ちを汲み取りながら、転職をサポートしてくれることでしょう。キャリアコンサルタントによっては、今は転職すべきでないと率直にアドバイスされることもあります。

 

Q
人材紹介会社ではなく、直接企業の案件に応募するメリットは?
A

企業と直接やり取りできるため、情報の正確性やコミュニケーションの円滑さが期待できます。また、採用する企業としては採用手数料などのコストが人材会社を利用するより抑えられるため、採用の意思決定がしやすくなる場合もあるようです。

 

Q
面接はどのような流れで行うのか教えて
A

各社次第となりますが、一回目の面接はオンライン面接が多いようです。面接ツールとしてZOOM、Google Meet、Microsoftが使用されるケースが多いです。面接直前に慌てることがないよう、事前にツールが使えるか、確認しておきましょう。直接企業と候補者がお会いできる場合は、直接面談となる場合もあります。

 

Q
面接で重視されるポイントについて教えて
A

なぜベトナムなのか、答えられるようにしておきましょう。「海外で働きたい」という漠然とした理由だけでは、企業にとって魅力的ではありません。ベトナムで働きたい具体的な理由や、その国に対する明確なビジョンを持っていることが重要です。将来のキャリアプランとして、今後のキャリア発展を見据えることが大切です。

数年後にどのような業務に従事したいか、リーダーシップを取りたいか、国際的な舞台で活躍したいかなど、長期的なキャリアビジョンを持ち、それを面接で上手に表現できることが求められます。一人で考えるのが大変だと感じたら、ぜひプロのキャリアコンサルタントに相談してみるといいでしょう。

Q
ハイキャリア向けの求人情報をどこで見つけられる?
A

ベトスカウトでは高年収の案件や非公開求人も多く取扱っています。ぜひ会員登録してチェックしてみてください。

 

Q
ベトナムでの面接時に注意すべきポイントは?
A

服装はきちんとして、時間厳守を心がけましょう。「ベトナムでは時間ルーズだから」とつい考えがちの日本人もいるようですが、時間を守るベトナム人は多いです。オンラインの場合は事前にオンラインツールが問題なく使えるか、テストしておきましょう。

 

Q
面接での逆質問の仕方について教えて
A

面接での逆質問は、あなたが企業に対して真剣に興味を持っていることを示す絶好の機会です。事前のリサーチを元にした質問をする、個人の成長と発展に関する質問、職務内容やチーム構成に関する質問などが効果的です。逆質問は、ただ企業に質問するだけでなく、あなた自身の価値観やキャリア目標が企業と合致しているかを確認する機会でもあります。そのため、自分の内面と照らし合わせながら質問を選ぶことが大切です。

 

Q
面接は英語で行われる?日本語だけではダメ?
A

日系企業においては、基本的には日本語での面接となります。外資系やローカル企業では英語で行われるケースも多いです。

 

Q
内定から入社までの流れについて教えて
A

オファーを受けた後は大体1週間以内にそのオファーを承諾するか否かをご回答いただくケースが多いでしょう。内定承諾後は、ビザ及び労働許可証の手続きを経て、ご入社いただきます。ご入社までの期間はビザの発給状況にもよりますが、内定承諾後、およそ1~3ヶ月程度となります。

 

Q
求人企業へ応募する時期の目安を教えて
A

日本や海外からベトナム渡航して転職する場合は4ヶ月~1年前からの応募をお勧めしています。海外勤務の場合は選考期間が長引くこともあれば、渡航準備も時間がかかります。少し早めの行動をおすすめしています。

 

Q
応募から内定までの流れについて教えて
A

※企業へ直接応募の案件と人材紹介会社経由の案件では少し流れが異なります。

▼企業へ直接応募の案件: ①気になる求人に応募 ②企業での書類選考 ③面接1回〜数回 ④オファーレターの発行&内定

▼人材紹介会社経由の案件: ①気になる求人に応募、または転職サポートのご依頼 ②キャリアアドバイザーとの面談 ③企業での書類選考 ④面接1回〜数回 ⑤オファーレター(内定通知書)の発行&内定 面接日の調整、企業への交渉等、入社までの一連の調整、交渉を人材紹介会社が代行します。

 

③ベトナムへの渡航準備・手続き(労働許可書・ワークパミットは?)

Q
採用が決定した後の渡航準備は?
A

ベトナムへの転職が決まったら、渡航に向けて準備をしましょう。労働許可書の手配、住居の確保、便利アプリの導入、準備のスケジュール作り、荷造り、文化と言語の学習などが必要です。他、一部の会社では健康診断が求められるかもしれません。全ての準備を整え、ベトナムでの新生活を無事にスタートさせるために、計画的かつ着実に進めるようにしましょう。

 

Q
労働許可書(ワークパミット)って何?どんな種類があるの?
A

労働許可書(ワークパーミット)はベトナムで働くためには取得必須なものです。これがないと正式に働くことはできません。労働許可書には、「管理職」、「専門家」、「技術者」という3つのカテゴリーがあり、それぞれ異なる条件が設定されています。

 

Q
労働許可書(ワークパミット)の取得に必要な書類は?
A

専門家カテゴリで入国される場合は「無犯罪証明書」「実務経験証明書」「大学卒業証明書」「パスポート」「証明写真」「戸籍謄本」などの準備が必要です。採用企業や専門家に聞くか、最新情報を大使館ページなどで確認するようにしましょう。

 

Q
ベトナム語は勉強したほうが良い?
A

仕事上必須ではないこともありますが、ベトナム語が少しでも話せると、現地の人々との関係が深まり、生活がより楽しいものになります。最低限、数字の読み方や基本的な挨拶は覚えておくと便利です。

 

Q
日本の住民票や国民健康保険はどうすればいい?
A

1年以上の長期滞在の場合、市役所に海外転出届を出し、住民票を抜いて非居住者になる必要があります。これにより、自動的に国民健康保険からも脱退します。

 

Q
住民税について教えて
A

1月1日時点で住民票がない場合、その年の住民税は6月1日以降免除されます。年末年始の渡航が計画されているなら、年末に渡航することを推奨します。

 

Q
公証手続きについて教えて
A

労働許可書申請の書類をベトナム政府に提出するために公証が必要です。公証手続きを行える場所として、日本の公証役場、法務局、外務省、そしてベトナムの大使館や領事館などがあります。

 

Q
60歳以上のシニアですが、就労ビザは取得できる?
A

はい、就労ビザに年齢制限はございません。健康診断をクリアし、労働許可書要件を満たしていればベトナムでの就労は可能です。なかには70代の方でも特定の専門的スキルや経験を活かしてご活躍されている方もいます。しかし、ビザの発行条件はベトナムの法律や雇用企業の状況、個人の問題によっても異なるため、詳細は専門家に確認することが必要です。

 

Q
大卒じゃなくてもベトナムで働ける?
A

最終学歴が高卒や中卒の方でも、5年以上の実務経験があるなど、条件を満たせばベトナムで働けます(2021年労働許可証の法改正)。また、配偶者がベトナム人であれば労働許可証不要で働くことができます。

 

Q
日本語しか話せませんがビザはとれる?
A

語学力を問われない求人も多数あり、語学レベルは就労ビザ(労働許可書)申請には問題ございません。

 

Q
赴任時に現金はどのくらい持って行くべき?
A

赴任時に必要なお金は個人の生活環境により異なりますが、住居の初期費用、生活費、交通費、通信費などを考慮に入れると最初にまとまったお金は必要になるでしょう。5,000USD以上の現金を持参する場合、税関での申告が必要です。日本からsimフリーの携帯を持参すれば、通信費(sim代)はギガ一年間使い放題プランでも10,000~15,000円と破格の安さで利用できます。

 

Q
ベトナムのビジネス文化や職場習慣について知りたい
A

ベトナムでは人間関係が非常に重要で、特に上下関係に注意が必要です。尊敬の念を示し、年上や上司に対して敬意を払うことが求められ、集団での調和を重んじ、直接的な対立を避ける傾向があります。

 

Q
ベトナム人との職場におけるコミュニケーションのポイントを教えて
A

笑顔や穏やかな話し方を心がけ、直接的な否定や批判は避け、柔らかい言葉を選ぶことが大切です。人前での叱責は避け、大事なことは何度も強調して伝えるようにしましょう。

 

Q
ベトナムでの文化適応に役立つアドバイスは?
A

バイン・ミーやゴイクォンなどのベトナムの食文化に開放的になり、同僚と交流し、国の歴史や文化を学ぶことで、より深い理解と尊重を示すことができます。

 

Q
生活環境や住宅の選び方について教えて
A

単身か家族帯同かによってもオススメエリアは大きく変わりますが、治安の良さや、通勤に便利な場所を選びましょう。また、家賃、アパートの設備、近隣の施設(スーパー、病院、学校など)も考慮に入れましょう。

 

Q
ベトナムでの平均給与水準はどのくらい?
A

2022年第2四半期のベトナム全国の平均月収は約660万ドン(約4万円弱)、年収で約79,200,000ドン(約46万円)。N2以上の語学力や高学歴のベトナム人は20代後半でも1000USD以上稼ぐことがあります。

 

Q
ベトナム語を話せない場合、ビジネスでのコミュニケーションはどうしたらいい?
A

英語が多くの会社で公用語として使われており、流暢でなくても堂々と話すことが重要です。必要に応じて通訳や翻訳サービスを利用することもできます。

 

Q
ベトナムでのキャリアパスやスキルの磨き方について教えて
A

英語やベトナム語が話せるとキャリアの選択肢が広がります。現地イベントへの参加やネットワーキングを通じて、新たなチャンスを掴むことが可能です。

 

④ベトナム生活の疑問(押さえておきたいポイントは?)

Q
ベトナムの交通事情について教えて
A

地下鉄や電車文化はなく、Grabアプリを使用したバイクやタクシーが一般的です。Grabを通じて様々な配送サービスも利用できます。ホーチミンは交通が整備されていますが、ハノイでは交通整備もまだ行き届いておらず、交通渋滞が問題となることがあります。

 

Q
ベトナムで子育てはしやすい?
A

街中の皆が子どもに優しいです。高級な飲食店でも子どもが騒いだからといって冷たい目線を感じることはありません。

 

Q
渡航初日の空港からホテルまたは指定住居への移動方法は?
A

採用企業に確認しましょう。企業がハイヤーを手配してくれることもありますが、自分で移動手段を確保する場合は、空港からタクシーを利用するのがおすすめです。配車サービスアプリ「Grab(グラブ)」を使うと、現在地と目的地を設定するだけで簡単に移動できます。タクシー料金は、日本と比較すると便利でリーズナブルです。生活に慣れてくると「Grab」以外の配車サービスアプリ「be(ビー)」や「Gojek(ゴジェック)」も入れて、移動料金のお得なアプリを使い分ける方もいます。

 

Q
ベトナムの食事と飲食店について教えて
A

フォーや生春巻き以外にも、ベトナム料理は色々な味を楽しめるものがあります。また、日本料理、西洋料理、インド料理などのレストランも多くなっており、外食の選択肢が広がっています。ベトナムでの食事は、ストリートフードからファインダイニングまで多彩です。伝統的なフォー、バインミー、ゴイクオン(生春巻き)など、様々な料理を味わうことができます。

 

Q
現地での住居はどう選べばいい?
A

日本人向けの不動産エージェントがあり、一緒に物件探しをサポートしてくれます。契約は通常1ヶ月から1年で、デポジットは1~2ヶ月分が必要です。家賃は一般的に400~600USDで、ほとんどの家には家具や家電が備わっています。物件を選ぶ際には、立地や家賃、設備、安全性などを考慮することが大切です。

 

Q
住むのに便利な場所とオススメエリアは?
A

ハノイやホーチミンの中心部は便利です。選択肢は多くあります。単身か家族帯同かによっておすすめのエリアは変わりますが、職場へのアクセス、家賃、アパート設備、近隣施設(スーパー、病院、学校、飲食店など)も考慮しましょう。

ハノイ:
Tay Ho (西湖)エリア: 欧米外国人も多くお洒落エリア。和食レストランや日本語対応の店舗も多いです。自然豊かで静かな地域で、西湖の美しい景色を楽しむことができます。
Ba Dinhエリア: 政府機関が集まるエリアで、安全で静かな環境が特徴です。日本人経営のレストランやお店も点在しています。
Hoan Kiemエリア: 観光地としても賑わうエリアで、美味しいベトナム料理が豊富で、ハノイの中心部に位置しています。日本人にも人気があり、生活に便利です。

ホーチミン:
District 1: ショッピングモール、レストラン、バーが集まるエリアで、ホーチミンの中心地。日本人コミュニティも大きく、和食レストランや日本のスーパーもあります。
District 7 : 新しい開発エリアで、清潔で整備された道路が特徴。日本人インターナショナルスクールや日本食スーパーマーケットがあり、ファミリー層に人気です。
District 3: 日本人に人気のエリア。日本食レストランや日本人向けのアメニティが揃っています。

 

 
 
 
 
 
 
Q
ベトナムでの銀行口座の開設方法について教えて
A

ベトナムでの就職が決まっている方は、現地で銀行口座を開くことができます。ベトナムの地元銀行でも日本語でのサービスを受けることが可能なところがあります。また、インターネットバンキングも広く利用されているので、オンラインでの取引も便利です。

特に、ベトナムの大手銀行としては「Vietcombank」や「BIDV」「Vietinbank」が知られており、民間の「Techcombank」も人気です。

口座を開く際には、有効期限内のパスポート、VISA(滞在許可証や労働許可証、企業証明書など)、携帯電話の番号、そして現地での住所情報が必要です。

 

Q
ベトナムのビジネス文化や職場習慣について知りたい
A

ベトナムでは、人間関係が非常に重要です。特に上下関係に関しては注意が必要です。相手が年下か年上かで呼び方が違うほど、日本以上に気を遣います。尊敬の念を示し、年上や上司に対して敬意を払うことが求められます。また、集団での調和を重んじ、直接的な対立を避ける傾向があります。

 

Q
ベトナム人との職場におけるコミュニケーションのポイントを教えて
A

笑顔や穏やかな話し方を心がけましょう。直接的な否定や批判は避け、柔らかい言葉を選んで伝えることが大切です。人前で叱ることはプライドを傷つけるため、ベトナムではご法度です。また、一度言ってもすぐに忘れられるため、大事なことは何度も強調して伝えるようにしましょう。

 

Q
ベトナムでの文化適応に役立つアドバイスは?
A

ベトナムならではの食文化「バイン・ミー」「ゴイクォン(生春巻き)」などにも開放的になるといいでしょう。同僚とも交流したり、国の歴史や文化的な習慣を学ぶことで、より深い理解と尊重の念を示すことができます。

 

Q
ベトナムでの平均給与水準はどのくらい?
A

統計上ではJETROによると、2022年第2四半期のベトナム全国の平均月収は660万ドン(約4万円弱)、年収にすると79,200,000ドン(約46万円)です。しかし最近では現地ベトナム人でもN2以上、高学歴であれば20代後半でも1000USD以上稼ぐ方も珍しくありません。

 

Q
ベトナム語を話せない場合、ビジネスでのコミュニケーションはどうしたらいい?
A

英語が会社の公用語として使われているケースが多いです。日本人もベトナム人も英語は母国語ではないため、流暢でなくても堂々と話す方が上手くコミュニケーションを取れている印象です。必要に応じて通訳や翻訳サービスを利用することも一つの手段です。

 

Q
ベトナムでのキャリアパスやスキルの磨き方について教えて
A

ベトナム国内でのキャリアアップを目指すなら、英語やベトナム語が話せるとキャリアの選択肢が広がります。また、現地イベントなどに積極的に出席し、各業界の経営者や関係者とのネットワーキングを広げることで、新たなチャンスを掴みやすくなるでしょう。

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