ベトナムは、コーヒー豆（ロブスタ種）において世界最大の生産国。
カフェ文化が人々の生活に根付いており、様々なテイストのお店が点在しています。

そんな中、ベトナムではコロナ時期から場所・時間を選ばない仕事がトレンドとなっています。そのためフリーランスとして活動する若者が急激に増加しており、カフェ側も仕事がしやすい様にトレンドに合わせてきています。

コーヒーの価格も、1杯5〜8万VND（約600円〜480円）と日本に比べて安価です。
そのため、お昼後のリラックスタイムだったり、お仕事の合間に寄ってみたりと、ライフスタイルに合わせて気軽に足を運べる点がとても魅力的ですよね。

今回は、ベトナムの首都であるハノイに絞り、テレワークやリラックスタイムに最適な居心地の良いカフェ10選の紹介をしていきたいと思います。

居心地の良いカフェとは？　〜作業のしやすいカフェの条件〜

まずは、本記事で定める居心地のいいカフェの基準について記載していきます。

まずは大手カフェチェーン！ベトナムで主流のカフェ4選

おすすめのカフェ10選をご紹介する前に、まずは大手カフェチェーンを紹介させてください。

先述したとおり、ベトナムはコーヒー大国であるため大手カフェチェーンが多く存在しています。

まずは、ベトナム全土に展開していて尚且つテレワークやリラックスタイムに利用しても間違いがないチェーン店を4選ご紹介していきます。

とにかく近場で行けるカフェをお探しの際に、参考にしていただけると思います。

①The Coffee House

出典：公式HPより

The Coffee Houseは、2014年の設立から、わずか4年で100店舗を展開してた急成長中のコーヒーショップ。『コーヒーや紅茶を飲みながら人間関係を築く場所』をコンセプトにしており、比較的にスペースが広く作業がしやすい店舗が多いです。

②Highlands Coffee

出典：公式Facebookより

Highlands Coffeeは、ベトナムで最大店舗数を誇る大手コーヒーショップ。きっとベトナム各所でハイランズコーヒーのロゴを目にすることができるはずです。店内で、ミニサイズのバインミーなども販売しており、軽い軽食と共にティータイムを楽しむことができます。

③CONG CAPHE

出典：公式Facebookより

ベトナム戦争時をテーマにした空間で一躍人気を博したCONG CAPHE。現在は韓国やマレーシアにも店舗を構えており、海外に根強いファンが多いことでも有名です。コーヒーに関してはヘビーなベトナミーズコーヒーのみなので、苦手な方は注意。しかし店内に入ると、時代をタイムトリップをしたような感覚を味わえるはずです。

④Phuc Long

出典：公式Facebookより

ベトナムのバオロク茶高原から誕生した大型カフェチェーンPhuc Long。開放的な店構えであることが多いので利用シーンを選びますが、ベトナム産の紅茶で作られたミルクティーの甘味は、日々の疲れを癒してくれるはずです。甘さ控えめが欲しい際は、「ít đường（イッドゥン）」と一言伝えると砂糖の分量を減らしてくれますよ。

ハノイでおすすめの隠れ家カフェ10選

お次は在住者である筆者がおすすめする、ハノイ市内で空間が良く静かな空間を提供してくれる隠れ家的なカフェを紹介していきます。

タイホ区のカフェ

①Ta Coffee

引用：公式Facebookより

焙煎に強いこだわりを持った隠れ家カフェ。様々な豆・焙煎の種類のコーヒーを嗜むことができます。元々タイホ区にあった本店が現在ホアンキエムへと移転され、タイホ区は場所を変えて2号店が出店されている様です。

②Bonjour cafe

引用：公式Facebookより

ハノイに2店舗を構えるカフェ。どちらの店舗も空間が洗練されており、座席数が多いのでいつ訪問しても問題なく座れるおすすめのカフェです。夏場はクーラーが効いているので、羽織り物を1枚用意しておくと安心です。

③Capella Coffee Roaster

引用：公式Facebook

こちらは世界各国のシングルオリジンの焙煎コーヒーを楽しめるカフェ。連日ノマドワーカーの方で賑わっています。店内に入ると焙煎されたコーヒー豆のいい香りに包まれ、気分を上げながら仕事を進めることができます。お好みの豆を店内で買うこともできるので、コーヒー好きの人は必見です。

バーディン・ドンダー区のカフェ

④Jazzy Cafe

引用：公式HPより

日本人街のリンラン通りにある小さな看板を見落としてしまうと、存在することを知らずに過ごしてしまいそうな隠れ家カフェ。窓に囲まれた開放的な空間では、ベトナムの喧騒を忘れ去ることができます。

⑤LAB Coffee Roasters

出典：公式Facebookより

自家焙煎をした豆を提供してくれるコーヒーショップ。日本人街からも近く、席数も多いためゆったりと過ごすことができます。店内で、焙煎した豆やコーヒーグッズの販売も行われています。

⑥3C Roastery

出典：公式Facebookより

世界中のコーヒー豆をセレクト販売しているコーヒーショップ。ハノイで2店舗を持っており、日本人街のファンケビン通りにもお店を構えているので利用しやすいカフェとなります。

⑦Joma Bakery cafe

出典：公式Facebookより

ラオス発祥のコーヒーショップで、現地のアラビカ種の豆を使用したコーヒを提供しています。カフェで提供される食事にも力を入れているので、ブランチの利用にもうってつけのカフェとなります。ベトナムでは、4店舗を構えています。

⑧Urban Hygge Coffee

出典：公式Facebookより

ノマドワーカー達で賑わうカフェ「Urban Hygge Coffee」。夜は外観がライトアップされ、雰囲気がガラッと変わります。席数も多く、空間も穏やかなためリラックスしながらコーヒーを楽しむことができます。

ホアンキエム・ハイバーチュン区のカフェ

⑨Vui Studio cafe

出典：公式Facebookより

トレインストリートに程近い通りを歩くと、入り口から目を惹くカフェが「Vui Studio cafe」となります。1階は無機質なコンクリートで洗礼された雰囲気を持ちますが、2階にいくと木目調の温かい部屋があり、好みのスペースでリラックスすることが可能です。また、お洒落なギフトの販売もしているので、ちょっとしたお土産・プレゼントにも最適。

⑩ACID8 Specialty

出典：公式Facebookより

ホアンキエム区の小道を入っていくと、お洒落なお店が連なる通りがあります。そこに佇むカフェが「ACID8 Specialty」です。コーヒーへの強いこだわりを持ったカフェで、注文ごとにバリスタが飲み物を作成してくれます。入口のドアも少し風変わりで、隠れ家に入っていくワクワクした気持ちになれるはずです。

【閉業】LÃM – A place tobe by HaiChau

出典：公式Facebookより

ハイバーチュン区で一際目を引くカフェ「LÃM」。店内はエメラルドグリーン調で統一されており、爽やかな気持ちで過ごすことができるカフェです。ドーナツなどの軽食もあります。

※現在、本カフェは閉業となりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ベトナムで仕事をされる場合、「カフェ難民」といった言葉とは無縁の快適ワークライフを送れることはメリットの1つと言えるでしょう。

海外で新しい挑戦をしてみたい、環境を変えて働いてみたいといった方にベトナムは挑戦しやすいおすすめの国となります。

本記事で、自分だけのお気に入りカフェを見つけるお手伝いができましたら幸いです。