「海外で働いてみたいけれど、求められるスキルが高そうで不安…」
「実際の労働環境や、現地の生活ってどうなんだろう?」
そんな思いを抱える方にとって、海外就職のリアルな実態は気になるところですよね。
今回は、転職支援サービス「ベトスカウト」を利用し、ベトナム・ホーチミンでの新たなキャリアをスタートさせたデザイナーのウエハラさん(30代女性)にインタビューを行いました。
日本でのWeb制作メインの環境から、空間やグラフィックなど未経験領域への挑戦。さらにはディレクター候補としてのマネジメント業務まで。裁量が大きいポジションならではのハードな日々や、海外ならではの生々しい苦労話もありながら、「日本にいたままでは経験できなかった」とポジティブに笑うウエハラさん。
この記事では、ウエハラさんが実現したキャリアアップの裏側と、猫2匹やベトナム人パートナーと過ごす刺激的なホーチミン生活のリアルに迫ります。
「英語が話せないけど、海外で仕事になる?」
「未経験の職種やポジションでも挑戦できる?」
「現地の生活やカルチャーに馴染めるか不安…」
そんな思いを抱えるあなたにとって、ウエハラさんのストーリーは、一歩踏み出すための大きな勇気とヒントを与えてくれるはずです。
Web制作からマルチな領域へ。ベトナムだから叶ったキャリアアップ

通勤時の駅の様子
ウエハラさんが現在働くのは、ホーチミンにある日系のデザイン制作会社。日本ではWeb制作を専門にしていましたが、現在は空間デザイン、Webデザイン、冊子・カタログ制作など、多岐にわたる業務をマルチにこなしています。
日本人社員6名、ベトナム人スタッフ約20名という環境の中で、ウエハラさんは単なる「いちプレイヤー」ではなく、マネージャー候補として迎え入れられました。

「日本では、どれだけ仕事をしても認められてディレクターに上がるのは簡単じゃないというか、5年10年かかることもあるし、ちょっと難しめなんですよね。でもベトナムに転職した時、今の会社はディレクター経験がなくても、そういうポジションで来てほしいというスタンスでした。
デザイナーからディレクターへのステップが、ベトナム転職を機にポンと上がったような感じです。今は最初からマネジメントスキルを意識しながら仕事をするトレーニングを受けていて、日本にいたままでは多分こういう環境にはいけなかったと思います。それは海外転職ならではの魅力ですね」
転職活動のリアルと現地エージェント(中元さん)の心強いサポート

華麗なキャリアアップを叶えたウエハラさんですが、転職活動を始めた当初は、「英語が話せないのにどう仕事していくか」「求められるスキルが高度で、私にはできなさそう」という大きな不安があったと言います。
①1月:
「ベトナム転職」で検索し、ベトナム専門のスカウト転職サービス「ベトスカウト」に登録。3~4社程の会社からスカウトを受け取る
↓
②1月後半:
ベトナム現地のエージェント(GLOBAL DOOR HUMAN SOLUTION COMPANY LIMITED)の担当者である中元さんから現在の会社を紹介され、面接へ進む。
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③3月上旬:
「現地の環境を見て決めてほしい」と現地(ベトナム)での最終面接を経て、見事内定を獲得!
この転職活動を支えたのが、GLOBAL DOOR HUMAN SOLUTIONの中元さんのきめ細やかなサポートでした。

「中元さんは、すごく活発に色々な求人を紹介してくれました。他社さんは『またあったら連絡しますね』という感じだったんですが、中元さんは『これどうですか』『あれどうですか』と、他のルートでは聞けないような案件も積極的に提案してくれて。
実務経験証明書の書き方などビザ取得の手続きは煩雑でしたが、困ったときは中元さんが間に入って会社にも確認してくれたり、アドバイスをしてくれたりしたので、何が正しいかわからず不安だった状態でもスムーズに進めることができました」
ベトナム語が最強の武器に。現地スタッフとの距離の縮め方

同僚と一緒にご飯
社内の公用語は厳密には決まっていませんが、日本人は英語を使うことが多い中、ウエハラさんはあえて「ベトナム語」でコミュニケーションを取るようにしています。実はウエハラさん、移住の3年前からベトナム人のパートナーとチャットでやり取りをする中で、猛勉強してベトナム語を習得していたのです。

「初日に同僚へ自己紹介した時、シャイでなかなか目も合わせてくれない子がいたんです。でも、私がベトナム語で自己紹介を始めたら、いきなり顔がパッと明るくなって『話せるの!?』と。それからは向こうから話しかけてくれるようになり、今でも一番仲がいいかもしれません。
ベトナム語で話しかけると、心理的な距離が一気に縮まるのを実感しています。ただ最近は米国企業の案件で英語が必要になったので、今は英語も勉強中です(笑)」
21連勤…!?それでも「どっちに転んでもメリット」と笑う理由

笑顔でポジティブに語るウエハラさんですが、現在の職場環境は決して楽なものではありません。
朝6時半から自宅で仕事を始め、通勤に1時間半。急ぎの仕事や割り込み業務が多く、夜中の12時や1時まで働く日も。繁忙期の8月には、なんと3週間休みなしの「21連勤」を経験したと言います。
記事を読んで「ベトナム転職ってそんなに激務なの!?」と驚かれた方もいるかもしれません。ご安心ください!実は、ウエハラさんのような過酷な労働環境は、ベトナム転職において非常に稀(レア)なケースです。一般的なベトナム現地採用では、週休2日制がしっかり守られ、残業も日本より少ないホワイトな環境で働かれている方がほとんどです。今回は、未経験から一気にマネジメント層へ飛び込んだウエハラさんの「特例的な挑戦と成長のリアル」として、あえてありのままをご紹介しています。

「休日ってあるのかなって思い始めてました(笑)。手取り額も日本時代より1割ほど下がりました。
実際働いてみたら思ったより大変でしたけど、総合的に考えると絶対に日本にいたままでは経験できなかった領域を経験できています。ベトナムで働き始めて5ヶ月ほどですが、前職での3年半よりずっと濃く、積んだ経験値も多いと感じます。もし万が一、日本に本帰国することがあったとしても、戻ってきた時にパワーアップしているはず。どっちに転んでも自分にメリットになると思っています」
過酷な環境すらも自身の成長の糧として捉える、ウエハラさんの圧倒的なポジティブさが光ります。
猫2匹とパートナー。波乱万丈で刺激的なホーチミン生活

ウエハラさんが飼っている猫
プライベートでは、日本から数ヶ月かけて準備し連れてきた愛猫と、現地で迎えたもう1匹の計2匹の猫、そしてベトナム人のパートナーと共に暮らしています。

「今は私の給料で2人分と猫2匹の生活費を賄っているので、ちょっと厳しいですが(笑)、日本よりは生活しやすいと感じます。
デザイナー目線で言うと、ホーチミンの街並みは日本よりもデザインが楽しくてダイナミックなんですよ。カフェの屋上に大きな動物のオブジェがあったり、お寿司屋さんに紙のクラゲが吊るされていたり。日本ではなかなか見られない大胆でポップなデザインが多くて、街を見ていてすごく面白いです」
休日は猫とゴロゴロしたり、現地の友達とカフェに行ったりと、メリハリをつけながらベトナムでの生活を存分に楽しんでいる様子が伺えます。
「2年後にはマネージャーに」ウエハラさんの今後の目標と展望

パートナーと一緒に観光を楽しむウエハラさん
日本での安定した環境を飛び出し、ベトナムで未経験の領域とマネジメントに挑むウエハラさん。最後に、今後の目標について伺いました。

決して楽ではないハードな環境の中でも、自らの力で道を切り拓き、キャリアもプライベートも前向きに楽しむウエハラさん。彼女のストーリーは、海外転職が持つ「自分を飛躍的に成長させる力」を私たちに教えてくれます。
あなたも「ベトスカウト」で、自分をパワーアップさせる新たなキャリアの扉を開いてみませんか?



