ベトナム産の美味しいチョコレート8選|お土産におすすめ

ベトナム現地生活情報

チョコレートといえばスイス!ベルギー!などが思い浮かぶ方々にとっては、ベトナムのチョコレートと聞くとあまりパッとしない方も多いのではないかと思います。

もしかすると、まずいのかな?と考える方もいるはずです!
実際のところ、チョコレートが有名な国というと、まずアジアの国はなかなかランクインしません。

しかし近年、ベトナムのお土産にチョコレートが選ばれることが多くなっています。
それにはしっかりとした理由があったのです!

今回は、ベトナムのチョコレートが気になっている方、お土産にしようと考えている方に、ベトナムチョコレートの魅力とおすすめのチョコレートショップをご紹介します。

 

ベトナムのチョコレートの特徴

実はベトナムは、世界のシェアではわずかながら、カカオ豆の生産国なのです。

さらに、ベトナム産のカカオ豆は、「インターナショナルカカオアワード」の「カカオ・オブ・エクセレンス」を受賞したこともあり、世界的にも評価がとても高いのです。

ベトナムで栽培されているカカオは、トリニタオ種という品種が主で、世界中の「フレーバー」豆の上位10%に含まれている高品質の品種です。
ベトナムは世界のカカオ生産の0.1%しか占めていませんが、その品質が非常に高いことで注目されているのです。

ベトナム産カカオで作ったチョコレートは、一般的には果実酢のようなしっかりとした酸味が特徴的とも言われていますが、ショップや品種、製造工程によって味は異なります。

そんな高品質なカカオ豆の生産国であるベトナムで、人気のチョコレートショップをご紹介します。
お土産に選びたい方、 ベトナムのチョコレートを味わってみたい方におすすめです!

おすすめチョコレートショップ8選

ハノイ・ホーチミンなどにある、おすすめチョコレートショップをご紹介します。

その味だけではなく、パッケージや見た目のかわいらしさも人気の秘密です!
ぜひ気になるショップに足を運んでみてください。

MAISON MAROU(メゾン マルゥ)

出典:公式HPより

MAROU(マルゥ)はベトナムで生まれたビーントゥバーのチョコレートメーカーです。
ビーントゥバーとは、カカオ豆から、チョコレートの製造、販売までを一貫して一社で行うことを指します。
2人のフランス人がベトナムを旅する中で出会った、高品質なベトナム産カカオ。
このカカオに惚れ込んだ2人が2011年に創業したのが「マルゥ」です。
シングルオリジンチョコレート(1種類のカカオ豆で作られるチョコレート)の原材料は、ベトナムの6つの地域で収穫されたカカオときび砂糖だけ。

カカオ産地の名前がそのままチョコレートの名前になっています。

また、同じ産地の食材を使ったフレーバーチョコレートや、カカオパウダー・カカオニブも人気です。
それぞれの産地ごとに、香りや味わいは異なります。

MAROUのチョコレートは米国、フランス、ドイツ、日本を含む世界20カ国以上で展開されています。
現在、ベトナムにはハノイ、ホーチミン、ビンズオン、ダナンに旗艦店が15店舗あります。

そのパッケージの美しさや店舗のかわいらしさから、観光客にも大人気のショップです。

出典:GoogleMapより

筆者撮影

MAROUのショップにはカフェが併設されていて、チョコレートドリンクやケーキなどを楽しむことができます。

お土産にもぴったりなパッケージ・味なので、ベトナムに来た際には必ず買ってほしい一品です。
クリスマスやハロウィン、テト、バレンタインデーなどの期間限定パッケージもとても素敵です。

筆者撮影

【MAISON MAROU(メゾン マルゥ)】
公式HPはこちら

Pheva(フェヴァ)

出典:公式HPより

Phevaもまた、 カカオ豆の生産からスタートした、メイドインベトナムのチョコレートショップです。

活気あふれるベトナム料理からインスピレーションを受け、フーコック島の黒胡椒やダラットの緑茶などもチョコレートのフレーバーの中に活かされています。

一つ一つが小分けで一口サイズなので、パクパクといろいろな味を楽しむことができます。

ミルクチョコレートをはじめ、ナッツやライスパフの入ったもの、オレンジピール入りや抹茶フレーバー、黒胡椒の入ったフレーバーなど、多くのバリエーションから選んで購入できます。

筆者のおすすめは黒胡椒!ダークなチョコレートに黒胡椒のピリリとした味がクセになります。

筆者撮影

Phevaの店舗はダナンとハノイに1店舗ずつあります。

お店に行くと、カラフルなチョコレートのパッケージが並び、胸が躍ります。
6枚セットや12枚セット、24枚セットなどのアソートパックを買うこともできますし、1枚1枚選んで購入することもできます。
カラフルなパッケージから選んで楽しめて、試食も気軽にさせてもらえます。

お店で販売されているカラフルな保冷バッグも丈夫で低価格なので、お土産にしても素敵です。

筆者撮影

小さな箱入りの商品だけを購入しても、その一つずつにかわいい手提げをつけてくれますので、ギフトにも非常に喜ばれます。

【Pheva(フェヴァ)】
公式HPはこちら

ALLUVIA(アルヴィア)

出典:公式HPより

ALLUVIAはメコンデルタのほとりで手作りされてはじまった、ビーントゥバーのチョコレートブランドです。

現在ALLUVIAは2代目の家族が経営しており、ハノイやホーチミン、ダナンなどに、10店舗の直営店を持っています。

出典:GoogleMapより

パッケージもとてもかわいいデザインのものが多いのですが、ベトナムのデザイナーが担当したもので、ALLUVIAのチョコレートはその全てがメイドインベトナムだといえます。

フレーバーはマンゴーやココナッツなど多くのバリエーションがあり、選ぶの時間も楽しいのがポイント。
ランドマークやベトナムならではのイラストがパッケージに描かれているので、お土産にもぴったりです。

出典:公式HPより

国際認証を受けたカカオの木からなるカカオ豆を手選別し、独自のノウハウと高度な技術によって、高品質なチョコレートを生産しています。

【ALLUVIA(アルヴィア)】
公式HPはこちら

T-BROS(ティーブロス)

出典:公式HPより

T-BROSはダナンで生まれたチョコレートブランドです。
カカオに魅せられた男性2人が立ち上げたブランドで、その発足は2017年ごろのようなので、比較的新しいブランドだといえます。

資源、地元の原材料、生産工程、包装やパッケージに至るまで、すべてが手作りで環境に優しいことを大切にしています。
また、原材料のほとんどをベトナム産で作るというこだわりを持って生産しており、世界有数のチョコレートコンクールで賞を多数受賞するほど、世界からも認められています。

店舗はダナンのみですが、ホーチミンやハノイなど、ベトナム各地のコンビニやスーパーマーケット、珈琲店などで販売されています。

出典:GoogleMapより

出典:GoogleMapより

【T-BROS(ティーブロス)】
公式HPはこちら

Stone Hill (ストーンヒル)

出典:公式HPより

ストーンヒルはベトナムを拠点とする家族経営の会社です。
チョコレート、カカオ パウダー、カカオニブなどの製品を通じて、ベトナム産カカオを世界に届けることを使命としています。

ベトナムのドンナイ省に自社農場を所有し、クリーンで環境に優しい農法でカカオの木を栽培しています。

ストーンヒルのチョコレートは「ツリートゥバー」で、チョコレートメーカーが自ら豆を栽培し、その豆を自社製品に使用する特別なタイプのチョコレートです。
これにより、品質と風味をより厳密に管理することが可能です。

世界中のチョコレートのうち、ツリートゥバーのものは 0.01% 未満であるため、非常に貴重なメーカーの一つだといえます。

出典:公式HPより

パッケージも素敵で、お土産にも喜ばれること間違いなし!

店舗は構えていませんが、アンナムグルメマーケットなどのショップで購入することができます。

【Stone Hill(ストーンヒル)】
公式HPはこちら

Chocolate Graphics(チョコレートグラフィックス)

出典:公式HPより

チョコレートグラフィックスでは、ベルギーチョコやトリュフなど、見た目にも可愛いチョコレートを買うことができます。

また、テトやバレンタイン、ウーマンズデーでは特別なギフトボックスの販売もあり、ギフトに最適な商品を買うことができます。

店舗はハノイにありますが、季節のイベント時にはホーチミンやダナンなどに期間限定出店することもあるようです。

出典:GoogleMapより

【Chocolate Graphics(チョコレートグラフィックス)】
公式HPはこちら

Belcholat Chocolate(ベルコラートチョコレート)

出典:公式HPより

ベルコラートは、2019年12月に、ルビーチョコレートをベトナムに最初に持ち込んだチョコレート専門店と言われています。
そのためか、店内やパッケージにはピンク色が多くあしらわれており、女性に大変人気のショップです。

チョコレートの種類はさまざまで、バータイプや一口タイプ、かわいい形のタイプまで多数取り揃えています。

また、ハノイ市内の有名高級ホテルである、ソフィテル メトロポール、インターコンチネンタル、ハノイ デウー ホテル、シェラトン ハノイ、ヒルトンなどにも商品を供給しています。

ベルギーチョコレートのお店ではありますが、ベトナムで生産していますので、お土産にもピッタリ!
女性へのギフトやバレンタインデーにもおすすめです。

店舗はハノイに位置しています。

【Belcholat Chocolate(ベルコラートチョコレート)】
公式HPはこちら

おまけ:THU HUONG Bakeryの生チョコ

出典:公式 Facebookより

ふとした時に、美味しい生チョコが食べたいなと思うときはありませんか?
筆者は時々思うのですが、こんなに暑いベトナムには生チョコなんて存在しないと諦めていました。

しかしなんと、ベトナムでも美味しい生チョコが買えるお店があったのです!

ご紹介するのはお手軽価格の生チョコが買えるお店です。

こちらのお店はチョコレート専門店ではなく、ローカルのパン屋。
しかし、ここの生チョコレートが美味しいと日本人に評判で、手土産などにもよく使われているのです。
冷蔵庫の中にキューブ型のパッケージに入って売られています。

その味は日本で食べる生チョコそのもの!
ちょっとしたお土産にも喜ばれますので、ぜひ一度食べてみてほしいチョコレートです。

店舗はハノイ市内に何店舗かありますが、生チョコが売っていない店舗もありますので注意が必要です。


※店舗名が違いますが、筆者が購入したことがあるお店です。

まとめ

今までベトナムにチョコレートのイメージを持ったことがない人も多いと思いますが、実はベトナムチョコレートは世界から注目されているということがお分かりいただけたでしょうか。

カカオ豆からベトナム産にこだわったチョコレートショップが有名ですが、そのほかにもギフトに最適なお店や、ベトナムらしいチョコレートが買えるショップをご紹介しました。

ベトナムのお土産に迷う際には、チョコレートをぜひ候補の一つにしてみましょう。
パッケージや味、その全てがベトナムを感じることができるので、きっと喜ばれます。

今回のまとめ内容が、ベトナムお土産を探している方・ベトナムの魅力的な食品を探している方にとって役立つ内容になっていますと、とても嬉しく思います。

現地在住ライター紹介
この記事を書いた人
ベトスカウト応援スタッフ「Kana」

現在は夫の帯同でベトナム・ハノイ(ホータイ区)に在住。3児(小学生~2歳)のママ。
大阪市立大学商学部を卒業後、大手百貨店総合職で勤務。WEBライター歴6年。

2018年より経営したキッズスペース兼ワークショップスペースを2023年にM&Aにて売却。

好奇心旺盛で多趣味なことには自信あり。
ベトナム、ハノイの情報を主婦目線、ママ目線でお届けしていきます!

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